世界史のお話。

ローマ帝国の領土面積を一番最大にしたのは、五賢帝二人目のトラヤヌス帝。
教科書じゃこんなもんしか書かれないけれども、調べるとなかなか面白いです。

トラヤヌスは、五賢帝の一人目ネルヴァの養子だったとか。
属州(伊以外の領土)出身だったため、それまで伊の上流出身が皇帝になるという暗黙ルールが破られ、お貴族さん達はショックだったみたいで。

また、外征の際には自分も出てって、「俺についてこい」な、そんな格好いいやつだったようです。
税の負担を軽くしたり、育英基金を設立してみたり、と貧富に関わらず支持されていたとか。

その後にハドリアヌスを養子に迎えて、東方に行ってるときに亡くなってしまい…。
女より男好きだったトラヤヌスは、実子がいなかったとか。
ローマ皇帝には男色家が少なくないです。
先代のネルヴァは相手役をしていたり、後代のハドリアヌスも男好きだそうで。
そもそも、当時のローマではそんな嫌われていなかったとか。
ふじょしが食らいつきそうな世界ですな！
ちなみに、トラヤヌスの出身地は現スペイン。
スペインは同性婚許可している国だったりします。さすがスペイン。